開催日 2021年12月4日(土)5日(日)
太平洋戦争開戦80年特別企画「戦争の記憶と記録を語り継ぐ映画祭」
開催場所 神戸アートビレッジセンター地下1階 KAVCシアター
予約はメール、電話、映画祭HP予約フォーム、にて承ります。
メール:showa.archives@gmail.com
電話:090-7478-7507(代表・御手洗)
上記いずれかに 1)氏名 2)人数 3)上映希望作品(複数可)4)連絡先をお知らせください。
予約フォームは本ページの最後にあります。
①12月4日(土)12時半開場 13時~上映(98分) 14時45分~講演・上松道夫監督「特攻帰還兵が語る理不尽な真実」 前予約1000円(当日1200円)
上映作品①映画『ラストメッセ―ジ~不死身の特攻兵 佐々木友次伍長~』
太平洋戦争末期、上官の命令が絶対とされた戦時下 で「死んで来い」と9回“特攻出撃”を命じられ、9 回とも生還した兵士がいた。佐々木友次伍長21歳。 陸軍最初の特攻隊「万朶隊」操縦士に抜擢され、二 度も敵艦船に「突入」「戦死」と報じられたが奇跡 的に帰還した。「十死零生」の特攻命令から、彼は なぜ生還できたのか?佐々木友次氏が死の半年前 (2015年)病床で我々のカメラに、自らの特攻体験 と思いの全てを語った…まさに「遺言」ともいえる インタビュー映像の全容を太平洋戦争開戦80年を期 に今回特別上映する。
上映後、講演付き 「特攻帰還兵が語る理不尽な真実」
講師・上松道夫監督<プロフィール>
1948年生まれ。1972年、テレビ朝日入社。 「ニュースステーション」「ザ・スクープ」など 数々の報道番組を制作。フィリピン・アキノ氏暗 殺事件(`83)湾岸戦争“油まみれの水鳥”(`91)報道など で国際的スクープを放つ。「報道ステーション」の 初代エグゼクティブ・プロデューサー。取締役編成 制作局長、報道担当取締役を経て、テレビ朝日退職。 現在はフリーランス・プロデューサーとして制作活 動を継続。②12月5日(日)10時半開場 11時~上映(30分) 11時40分~講演・四國光さん「反戦詩画人・四國五郎が伝える戦争の記憶」前予約1000円(当日1200円)
映像作品②『時を超えた兄弟の対話~ヒロシマを描き続けた四國五郎と死の床でつづった直登の日記~』
※この作品は2020年 国立ヒロシマ原爆死没者追悼平和祈念館の企画展にて上映・製作された映像です。
画家としての才能を、反戦・核兵器廃絶を訴える ことに捧げた四國五郎(1924-2014)。そのきっか けは最愛の弟・直登(1927-1945)が原爆により 18歳で短い生涯を閉じたことだった。「死んだ 人々に代わって画を描こう。戦争反対・核兵器廃 絶を。芸術になろうがなるまいが…」弟の死が兄 にこう決意させた。被爆当日から亡くなるまで、 病床でつづられた弟・直登の日記を中心に、兄・ 五郎の作品を紹介しながら、時を超えた二人の対 話が再現される。昨年、国立広島原爆死没者追悼 平和祈念館の企画展で上映され、朗読を担当した 女優・木内みどりの遺作となった映像作品。
上映後、講演付き 「反戦詩画人・四國五郎が伝える戦争の記憶」
講師・四國 光さん<プロフィール>
1956年広島市生まれ。四國五郎長男。早稲田 大学第一文学部卒業。(株)電通にてマーケティ ング局長、(株)電通コンサルティング取締役兼 務等歴任。加えて、水中撮影のプロデュース作業、 スポーツ作業などに携わる。職業潜水士。NPO法 人吹田フットボールネットワーク設立代表。定年 退職した現在は、父・四國五郎が残した膨大な作 品群を活用し、展覧会や出版等を通じて、戦争の 記憶を次世代に継承する活動に従事。③12月5日(日)14時半開場 15時~上映 17時~講演・青田いずみさん「移動演劇桜隊のその後と原爆忌の会」前予約1000円(当日1200円)
映画③『さくら隊散る』